リニューアルの背景と課題
「自信のないものは一切お売りしない」
「本当に良いものだけを、お客様に届けること」が私たちの毎日の喜びであり、創業から貫き続けた信念です。
この強い信念を掲げ、長年にわたり地元・富山で信頼を積み重ねてきた水橋保寿堂製薬様。
コーポレートサイトのリニューアルでは、これまでの積み重ねの中で増えてきた情報やデザイン要素を一度整理し、企業としての想いや商品の魅力がよりまっすぐに伝わる構成へと再設計することとなりました。
「本当に良いものだけを届けたい」という姿勢をより強く、そして美しく表現するため、サイト構成から見直す大規模なリニューアルをご依頼いただきました。
削ぎ落とすことで、伝わる本質
新しいサイトでは「時を超え 今に響く本物を。」というキャッチコピーを軸に、余計な装飾をそぎ落としたミニマルなデザインを採用。
背景は「白」、文字は「黒とグレー」、フォントもシンプルなものを選び、製品本来の魅力と企業の信念がまっすぐに伝わる構成としました。
富山=水を連想させる“波紋のアニメーション”をアクセントに加え、ブランドの原点である地域性も表現。誠実な製品づくりのイメージを視覚的に表しています。
「清潔感」と「誠実さ」へのこだわり
製薬会社として、社会から信頼され続けるために欠かせない要素——それが「清潔感」「安心感」「誠実さ」だと、私たちは考えました。
この3つの価値観を、コーポレートサイト全体のトーンやビジュアルに丁寧に落とし込み、水橋保寿堂製薬様が日々大切にしている姿勢を、静かに、まっすぐに伝える構成を意識しました。
特にトップページのファーストビューには、企業の今とこれからを体現するために、モデルを起用した新たな撮影を行いました。
撮影では、「透明感」と「自然な清潔感」をキーワードに、光の差し方や背景の色温度、肌のトーンに至るまで繊細に調整し、爽やかで柔らかな印象に仕上げました。
風を感じるような構図や、静けさの中に芯のある佇まいを表現することで、水橋保寿堂製薬様のまじめな製品づくりの姿勢を静かに伝える演出としています。
商品が主役になる設計
トップページや企業情報では清潔感と統一感を優先したシンプルなトーンで構成する一方、商品ページではあえて商品の色や世界観を強く出すデザインとしました。
たとえば『EMAKED』の商品ページでは、ビビッドなパッケージカラーを活かし、商品の個性が際立つように設計。ランディングページのように訴求力の高い構成で、商品の魅力が一目で伝わるよう制作いたしました。
あえて全体のトーンを変えることで、コーポレートサイト内にありながらも商品ページが一つのブランドストーリーとして完結するよう演出しています。
運用のしやすさも、オーダーメイドで
商品の登録や更新をクライアント様ご自身で柔軟に行えるよう、使い勝手を重視したオーダーメイドの管理画面を設計しました。
担当者様の運用スタイルに合わせて、日々の業務の中でも無理なくご活用いただける仕組みを整えることで、公開後も安心して使い続けられるサイト運用をサポートしています。
Glicでは、目的や方向性にズレが生じないよう、初期段階でワイヤーフレームや構成案をご提示し、丁寧なすり合わせを行うことを大切にしています。
情報設計から実装まで、一貫して「伝わる」ことにこだわったサイトづくりを行っています。
Webサイト制作をご検討中の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。




