写真とメッセージが響き合うギャラリー体験
このサイトで大切にしたのは、写真とメッセージをじっくり味わってもらえるギャラリー体験です。作品の魅力を引き出すために、洗練されたデザインと没入感のある設計を心がけました。
サイト全体のトーンを決める背景色は、当初ホワイトベースとブラックベースの2案をご用意していました。検討の結果、ブラックを採用いただくことになりました。
写真以外の部分であえて色を使わないことで、写真本来の色彩やコントラストが際立つようにしました。その結果、サイト全体に洗練された印象を与え、「AMAZING TOYAMA」のプロジェクトイメージをより魅力的に見せています。
レイアウトにおいても、情報を詰め込みすぎず「余白」を大切にし、ごちゃつきのないすっきりとした印象に仕上げました。ライターさんが作成したキャッチコピーは、写真と同じくらい重要な要素です。一つひとつの言葉をじっくり読んでもらえるよう、余白を活かした配置にしました。
没入感を高めるUX設計
サイトの設計では、使う人がワクワクしながらスムーズに閲覧できる体験づくりにこだわりました。
サイトにアクセスした瞬間、ファーストビューでは「AMAZING TOYAMA」の文字で視覚的なインパクトを与え、閲覧者の目を惹きつけます。
ポスターの一覧では、スクロールに合わせて独自のアニメーションを実装しました。この動きが閲覧者の興味を引きつけ、次々とスクロールしたくなる没入感のあるギャラリー体験を生み出します。
さらにサムネイルにマウスを合わせると、撮影された「季節」に応じてオーバーレイカラーが変化します。
こうした細かな遊び心が、サイト全体に楽しさと奥行きを生んでいます。
アニメーションが生み出す没入感を、ぜひご自身で体験してみてください。
サイトの拡張性と運用効率
プロジェクトを継続的に発信していくために、担当者様が写真やキャプションを自由に追加・編集できるCMSを構築しました。
その一つとして、サイトの顔となる「今日の一枚」を任意に設定できる機能を実装しました。管理画面はカレンダーのようなUIを採用し、いつ、どの写真が表示されるかを直感的に把握できる設計にしています。
季節やイベントに合わせて柔軟に変更できるため、サイトの鮮度を保つ重要な機能になっています。
このように外部に頼らず更新できる仕組みにしたことで、サイトを効率よく運用できるようになっています。
カレンダーのようなUIで使いやすい「今日の一枚」の管理画面
未来へつなぐ、持続可能なシティプロモーション
「AMAZING TOYAMAフォトアルバム」の制作では、デザイン・UX・システムのそれぞれの面から、富山市のシティプロモーションを支えるお手伝いをしました。
担当者の方が自ら更新できる仕組みを整えることで、長く活用されつづけるサイト運用を実現しています。
このサイトは、富山市を初めて知る方に魅力を伝えるだけでなく、市民のみなさんが自分の街を再発見し、もっと好きになるきっかけをつくります。
ひとりひとりが「富山市っていいな」と感じ、やがて自発的に発信したくなる——そんな体験へとつながることを目指しました。
グリークでは、情報設計から実装まで、一貫して「伝わる」サイトづくりを行っています。
サイト公開後も、情報が更新され、魅力が少しずつ積み重なっていく。“育てていけるWebサイト”を、私たちと一緒に形にしませんか?
Webサイト制作をご検討中でしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。




