動画制作の背景

住宅には主に2つの選択肢があります。オーダーメイドで家族に合った家を建てられる注文住宅と、ある程度パッケージ化された家を購入する建売(不動産)住宅です。こだわりや思いを形にできることから、全国的に注文住宅を選ばれる方が多くいらっしゃいます。

こだわりを詰め込んだ家ができた、と喜ばれる方も多いですが、ライフステージの変化によって必要な部屋や間取りが変わったり、場合によっては転居が必要なことも。
いざその時に家を売ろうとしても、オーダーメイドの注文住宅は買い手の需要にマッチしにくく、資産価値が低い…と後になって悩まれる方も多いのが実状です。

一方、パッケージ化された建売(不動産)住宅は、ある程度買い手の需要にマッチするため、家を買うときにはリーズナブルに、売るときには資産価値が高い状態で手放すことができます。

そうした情報を知らず家を手放す際に悩まれるお客様の姿を見て、「建売(不動産)住宅という選択肢があることも知ったうえで住宅を選んで欲しい」との思いから、企画がはじまりました。

コミカルに、それでいてメッセージが伝わるように。

OSCAR様へのヒアリングを通し「住宅を手放す世代よりは、今家を建てるか買うか検討している世代に知ってほしい」という思いを持っておられることに気づきました。
そこで、真面目なトーンよりもコメディチックで親しみやすいストーリー仕立ての動画をご提案させていただきました。

1対1のバトル演出の動画が流行っていた時期でもあり、トレンドを取り入れて夫婦が互いの考えについて張り合う展開に。
争う印象が強くなりすぎないよう、ゲームやアニメのような演出を編集時に取り入れました。

コミカルなタッチの一方で、情報量が多いのも今回の動画のポイントでした。妻、夫の意見が異なることが分かるように、テキストも動画のタッチに合わせて入れ込みました。

また、撮影では実際に赤と青の照明を使い分け、臨場感を演出。演技のニュアンスもディレクターが演者に伝えながらテイクを重ねました。

動画の結末は、ぜひご覧になって確かめてみてください！