LINE公式アカウントでできること・できないこと | できないことはLステップで解決!

「LINE公式アカウントって何?」「アカウントを作ったものの、どんなことが出来るかわからない」といった声をいただくことがあります。今回はそんな声におこたえして、LINE公式アカウントで”できること”や”できないこと”をご紹介いたします。
また、LINE公式アカウントに紐づけて活用することでもっと便利に利用できるツール「Lステップ」についてもご紹介します。

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントとは、企業や店舗がLINE上にアカウントを作り、友だち追加してくれたユーザーにさまざまな情報を届けることができるサービスです。

LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」と「認証済アカウント」の2種類があります。
認証済アカウントになると、友だち検索をしたときに検索結果に表示されるようになるので、より多くのユーザーに友だち追加してもらえる可能性があります。
それに加え、友だち追加の広告を配信することができるようになるなど、メリットが多いです。

なお、LINE公式アカウントは開設も運用も一切費用をかけずに始めることができます。
料金プランに関しては以下のリンクをご確認ください。

・LINE公式アカウント 料金プランはこちら
・2023/06/01より LINE公式アカウント料金プランの変更についてはこちら

LINE公式アカウントでできること

友だち追加時のあいさつメッセージ送信

友だち追加してくれたユーザーに対して、あいさつメッセージを自動で送信することができます。
メッセージに加えスタンプやクーポンも送信することができるので、すぐにブロックされることを防いで来店や購買に繋げることが可能です。

自動応答メッセージ

友だちからチャットで話しかけられた際に自動でメッセージを送ることができます。
友だちから送られたメッセージに含まれるキーワードに対して、返信する内容を事前に設定しておくことができます。
キーワードを設定せず、どんなメッセージに対しても同じ返信をするよう設定することも可能です。

メッセージの予約配信

通常のLINEアカウントでは予約配信ができませんが、LINE公式アカウントでは可能です。
設定した日時になったとき自動で配信してくれます。
12:00ちょうどに送られてくる公式アカウントからのお知らせメッセージの多くはこの機能を使って送られています。

リサーチの作成

リサーチ機能とは、いわゆるアンケート機能のことです。
サービスの認知度や満足度を測るために使われることが多く、回答後にはクーポンなどの報酬が付与されることがあります。
年齢 / 性別 / 居住地の3つの質問にはテンプレートが用意されています。自由に質問を設定し、単一回答・複数回答・自由回答から選んで回答してもらうことも可能です。

ただし、未認証アカウントでは自由回答の選択肢を作成できません。

ショップカードの作成

店舗でよく行われる紙のポイントカードでのやりとりを、LINE上で行うことができる機能です。

LINE公式アカウントの管理画面から発行されるポイント付与専用のQRコードを、来店時などにユーザーがスマートフォンで読み取ることでポイントが付与されます。

また、不正利用防止のため、ポイント取得を1日1回までにする、指定時間以内には再取得できないようにするなどの制限を設けることもできます。

LINE公式アカウントだけではできないこと

自由なセグメント配信

セグメントとは、集団やまとまりを区切った区分のことです。
友だち追加してくれたユーザー(集団)を区切って、集団に合わせたメッセージを配信することをセグメント配信といいます。

LINE公式アカウントでは、絞り込み機能を使ってセグメント配信をすることが可能です。
「オーディエンス」と「属性」という2つの区切り方があります。
ただし、メッセージが配信される友だち数の下限が決まっています。オーディエンスでは50人以上、属性では100人以上、配信先となる友だちが必要です。

例えば、LINE公式アカウントで友だち登録数が100人いた場合、属性絞り込みを適用して配信先となる友だち数が20人となった場合はメッセージを送信できない、ということになります。

・属性の絞り込み方はこちら
・オーディエンスの作り方はこちら

なお、「アンケートの結果に基づいたセグメント配信」や「誕生月の方へのクーポン配信」など、自由なセグメント配信はLINE公式アカウントだけでは実現できません。

診断を作る

リサーチ機能は、トーク画面にリサーチ画面への遷移メッセージを送ることで回答を促すものでした。
トーク上で一問一答し、ユーザーの選択に応じたメッセージや画像を送ることはできないので、「ユーザーに合った商品を診断する」などの診断を作ることはできません。

リマインド

予約や問い合わせに対するリマインドを行う機能は、LINE公式アカウントでは実装されていません。
このあと紹介するLINE公式アカウント活用ツールを用いることでリマインドが可能になります。

Lステップとは

LステップとはLINE公式アカウントの機能を拡張できるツールです。
LINE公式アカウントだけでは出来なかったことが、Lステップを使うことで出来るようになります。

初心者の方でも簡単に使える管理画面の設計がされており、使い方マニュアルやコンサルサポートも充実しています。

Lステップでできること

自由なセグメント配信

LINE公式アカウントの絞り込み配信は人数の下限が定められていましたが、Lステップのセグメント配信では最低1人から配信することが可能です。
友だちにあらかじめ設定したタグや、友だち登録日などからセグメントを作成することができます。
タグはユーザーに任意につけることができます。配信したいユーザーに共通のタグを設定することで、タグを付与されたユーザーのみに配信が可能になります。

診断を作る

Lステップでは、トーク上で一問一答形式の診断を作ることが可能です。
ユーザーの選択した回答に応じてメッセージや画像を出し分けることができます。

リサーチ機能との違いは、質問と回答があらかじめ画面に表示されていることで、ユーザーにとって回答しやすい設計となっている点です。
ただし、自由回答を作ることはできません。

リマインド

Lステップでは、リマインダ配信と呼ばれる機能を使って、複数のメッセージを設定したゴール日から逆算して自動で配信することができます。

例えば、来店予約してくれたユーザーに対して、1週間前 および 前日にメッセージの送信を設定しておくことで、予約忘れを防ぎ安心感を与えることが可能です。

・リマインダ配信の詳細はこちら

自由回答のあるアンケートを作成する

LINE公式アカウントのリサーチ機能のような、アンケートを作成することができます。
LINE公式アカウントは、未認証アカウントでは自由回答を作成することができませんでしたが、Lステップの場合は未認証アカウントでも自由回答つきのアンケートを作成できます。
回答内容についてLステップで分析できる点がリサーチ機能との大きな違いです。

イベントの予約

イベントなどの予約について、Lステップでフォームを作って管理することができます。
カレンダーを見るだけで予約状況がわかるようになっているため、ダブルブッキングも避けられます。
また、Googleカレンダーとの連携も可能なので、カレンダーへの入力の手間やミスを減らせるのは大きなメリットといえるでしょう。

Lステップの使用料金

Lステップは、LINE公式アカウントを開設したうえで拡張機能としてご使用いただくツールです。
LINE公式アカウントの使用料金とは別に、Lステップの使用料金が発生します。
様々な機能を備えたLステップの料金についてはこちらをご覧ください。

LINE公式アカウントをもっと活用したい方へ

今回はLINE公式アカウントで”できること”や”できないこと”、Lステップでできることを紹介しました。

・LINE公式アカウントをもっと効率的に運用したい
・Lステップを使ってみたいけど、自分で管理するのは難しい

上記のようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽にGlicまでご相談ください。
LINE公式アカウント・Lステップのセットアップから運用まで、一貫してサポートさせていただきます。
相談は無料でお受けしていますので、ご要望をお聞かせください。
その上で、目的に沿った手法のご提案をさせていただきます。