【絶対NG】「気をつけます」を絶対に使うな

本日は、絶対NG「気をつけます」を絶対に使うな。 についてお伝えしたい思います。
どんな優秀な人であったとしても仕事でミスをしてしまうことは、必ずあります。

例えば、約束の時間を守ることが出来なかったり。提出書類に抜け漏れがあったり。一度注意された指摘に対して、同じミスを繰り返してしまうことってありますよね。

このような状況を招いてしまい、上司や客先であるクライアントに注意をされた際「以後、気をつけます」と、答えたことがある方..

今後 「気をつけます」を安易に使うのをやめてください。

正直、「気をつけます」という言葉は、どのような状況においても使いやすく、その場をなだめるには最適な言葉かもしれませんが、まったく無意味で何も解決しない悪魔の言葉です。

あたまの意識レベルで問題は解決しない

自分のミスで他人に迷惑をかけてしまい「申し訳ありません。以後気をつけます。」といって誠心誠意、謝罪するのは、素晴らしいことです。しかし、この会話からは何を気をつけるのか具体的な対策がまったく提示されていません。最初は緊張感をもって、同じミスを繰り返さないよう気をつけてはいるものの、必ず同じミスを犯してしまいます。

そもそも、同じことをずっと意識してできる人はいません。
どのような感情的な高ぶりも、やがては必ず収まってしまいます。

少しだけ自分の過去の記憶を思い出してみてください。

受験勉強をあれだけ頑張ったのに、自分が望む学校に行けなかったこと。
朝友人とランニングを約束していたのにも関わらず、寝坊してしまい約束を破ってしまったこと。

こんなことはもうしない!!
次こそは絶対に頑張る。

普通の人間であれば、このようなことを考えたことありますよね。
しかし、人は時間が経過すれば必ず忘れてしまいます。

だからこそ、気をつける。という言葉は、その時・その瞬間にしか役に立たない抽象度の高い適当な言葉であり、安易に使うモノではありません。

具体的な解決方法

それは、何に気をつけるのか。を具体的に説明し、次のミスが起こり得ない仕組みをつくることこそが大切です。

例えば、仕事において取引先のクライアントにメールを送るとします。
メールの内容には問題はないものの、誤字脱字が多く上司に注意を受けました。
まずは、謝ることが先決ですので誠心誠意謝罪をします。
そして誤字脱字が多かった理由について、まずは事実ベースで説明します。

「次の会議が迫っていた為、一度も読み返すことなくメールを送ってしまいました」

次に具体的な改善策を伝えます。

「今後このようなことが起こり得ないようにする為に、メールチェックリストを作成しました。チェックリストは6項目あります。」

・アドレス 
・役職名 
・宛名 
・誤字脱字 
・添付資料 
・二度目の読み返し 

そして最後に、全ての項目にチェック印を入れてから、送信ボタンを押します。

これだけのことをすれば、ミスがおこる可能性は0とはいいませんが、限りなくミスがおこりにくい状況をつくりだすことができます。

きっと説明を受けた上司は、より納得感が増し、あなたに対しての信頼感が高まると期待できます。

まとめ

「気をつけます」といった、まったく無意味で何も解決しない悪魔の言葉、あなたも使っていませんでしたか?是非とも、今後は「気をつけます」といった意識レベルの言葉を多様するのではなく、おこなってしまった事実と、今後どのような仕組みでミスを防いでいくのか、具体的に提示していきましょう。