文系インターン金澤が勉強期間3ヶ月で基本情報合格。突破までの軌跡!

今回はITエンジニアの登竜門「基本情報技術者試験(FE)」に、勉強期間3カ月で挑戦し無事合格することができたので、 その経験を時系列順にまとめました!現在FEに挑戦しておられる方は参考にしてみてください。

FEとは?

最初にFEがどのような試験なのか説明します。
FEとは午前試験と午後試験の二つに分かれていて、どちらも100点中60点以上得点することで合格となります。
午前試験は暗記問題中心の4択問題となっています。こちらは大学受験の際に受けるセンター試験に近いもので、午後は長文の選択問題となっています。
 

最初に取り組んだ内容

FEの勉強にあたって最初に始めたのは参考書を読むことでした。ただ、この時期が正直一番の苦行でした笑。
「基本情報技術者合格教本」という購入した参考書を開けてみると、見たことのない文字の羅列が大量に目に飛び込んできました。


そもそも参考書の最初の内容が思いっきり数学です。
文系学部の私にとっては地獄でした...


この時点で一旦暗記は諦め、参考書の内容を理解することに専念することにしました。
今となってはこの選択をして本当に良かったと感じています。
とにかく最初の2週間は2周することを目標に無心で参考書を読んでいました。
 

午前試験対策

参考書を2周し終えてから、試しに午前試験を一度解いてみたところ、正答率は約4割強といったところでした。
この結果を踏まえて、暗記の必要性を感じた私が次に手を出したのはスマホアプリです。
私は「2022年版 基本情報技術者試験問題周Lite(全問解説付)をインストールして使っていました。
このアプリ、問題が系統ごとにまとめられている上に20年分の過去問が入っており、試験対策にはもってこいでした。
個人的に嬉しかったポイントは、一問一答形式で解答と解説の確認ができたため、覚えやすく、高速で過去問を周回できたことです。
何より、ゲーム感覚で問題を解けるので、参考書のときとは比べ物にならないほど楽に勉強できました。
参考書である程度FEでの勉強内容を理解したあとは、午前試験に関しては、このアプリだけで勉強していました。

午後試験対策

午前試験の過去問の正答率が7割を超えたあたりから午後試験対策をスタートしたのですが、ここでまたしても問題が出てきました。
午後問題では大きく2パターンの長文問題が出てきます。午前試験で暗記した内容をもとに作られた問題とプログラミングの知識を生かした問題です。
前者は特に問題なかったのですが、後者は問題大ありでした。
後者の問題には「データ構造およびアルゴリズム」と「言語選択」があり、
どちらも問題文に作成したいシステムの概要とプログラムコードが記載されています。
そして、これらの問題を解くにはFE特有の「プログラムコードの書き方」に慣れることと「アルゴリズム」を理解する必要がありました。
これだけはいくらか過去問を解いても理解できませんでした。

午後試験対策「データ構造およびアルゴリズム」編

特に「データ構造およびアルゴリズム」の問題があまりにも解けないため、ネットで情報収集していると、「ふっくゼミ」というサイトを見つけました。
なんとこのサイト、FEに出題されるアルゴリズムのわかりやすい動画解説が無料で載せられていました。
解説動画の視聴したあと「データ構造およびアルゴリズム」の過去問を解くと、自分でも驚くほど正答率が上がっていてびっくりしました。
このサイトがなければ今頃FEに落ちていたと思います。福嶋先生、本当にありがとうございました笑。

午後試験対策「選択言語」編

「選択言語」は用意されたいくつかのプログラム言語ごとの問題の中から1つ選んで回答するのですが、私は「表計算」という最も簡単な言語を選択しました。
ただ、この「選択言語」の勉強は「データ構造およびアルゴリズム」の対策後だったのでそこまで苦労はありませんでした。
対策として行ったのは「うかる! 基本情報技術者 [午後・表計算編]」というアルゴリズムでもお世話になった福嶋先生の参考書を購入し、
表計算で用いられる特有のプログラムの書き方に慣れることぐらいでした。

試験当日

試験当日は3ヶ月の試験対策もあって午前、午後どちらも時間に余裕をもって問題を解くことができました。
FEでは試験はPCを使って解くCBT方式のため、試験終了後すぐに自分の試験の点数を見ることができます。
結果は午前が100点中80点、午後が100点中89点で無事合格することができました!
 

最後に

基本情報技術者試験はITエンジニアになるための登竜門のような資格です。
今エンジニアを目指して頑張っている人はぜひ今回の内容を参考に基本情報技術者試験を受験してみてください!